膝の痛みの原因

前回下半身の痛み、最も厄介なものは膝の痛み(以下:膝痛)だと述べた。

今回は、原因の種類と意見について述べていく。

大まかな原因は「加齢」「使いすぎ」「体重増加」の3つでほぼ説明ができる。 例外は「関節リウマチ」と「ベーカー嚢腫(読:のうしゅ)」である。

例外の「関節リウマチ」は自己免疫疾患、「ベーカー嚢腫」は発生原因未解明なので以下の話では省く。

 

 それぞれ原因に触れていくが、加齢については言うまでもないだろう。再生能力、つまり損傷自体の回復力が落ちてくるため、小さなケガや損傷が蓄積される。当然痛みの要因が蓄積されていくというわけである。

 続いて使いすぎもそのままの意味で、道具は乱暴に使えば壊れる。構造が複雑で尚のことで、動物の身体は精密機械以上に複雑な構造をしている。復元力があるとはいえ、限界を超えれば当然壊れる。

 最後の体重増加は、前回の「膝の痛みが厄介」で触れたが、膝は体重を支え、クッションの役割を担っていることに通じる。端的に体重増加は膝の継続するダメージ量に直結することになる。

 以上当然と言えば当然だが、その当然が意外と見えていない状況が発生している。その見えてない状況について次回触れていこうと思う。

 

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