ガングリオンになったら…
ガングリオンになった。
「病院で対応という風にできたらいいが、時間もない」
「症状が軽いうちに自力で何とかできないか・・・」
と考える方に対してがここからの紹介になる。
まずガングリオン自体が原因不明の症状であることを理解してほしい。そのうえで大目標として「循環改善による症状緩和、消失」を目指していくことが一般的だ。対症療法しか手がない。外科手術以外は。
決してしてはいけないことは「不用意に刺激を与える」ことだ。
具体的に言うと、ガングリオンが発生した箇所あるいはその付近を酷使すること、ガングリオンそのものに対してマッサージなどの刺激を与えることなどがあてはまる。これらをすればガングリオンの腫大を招きやすい。
一般の方がガングリオンの症状改善として試せることは、患部周辺にお灸をすることである。
ガングリオン本体が小さいうちに患部を囲むようにして長生灸を焚き、熱による循環改善を目指していくこと、これが一番簡単で負担も軽い方法である。
最近では長生灸がドラッグストアで市販されている場合もあり、熱さも4段階(Soft, Light, Regular, Hard )ある。熱感の目安は皮膚に乗せて燃え尽きるまでに、「最後の方に少し熱さを感じた」という程度が一番使い勝手が良い。熱くないもの(刺激が少ないもの)から順に試してみると確実だろう。
ちなみに記述してみると簡単であるが、実行する前には必ず整骨院や鍼灸院の先生から指導を受けて実行してほしい。
お読みいただきありがとうございました。